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身体と自然 1 三鷹整体カウンセリング からだはうす


 

御嶽山が噴火した。被害者の方々には無言で手を合わせよう。

 

自然現象は人間の側からすれば慈悲でもあり、無慈悲でもある。自然は常にただ中立なだけである。 日本の国土は山に覆われている。そして、海に囲われている。海からの水蒸気は山にぶつかり雨を降らせ、土壌を潤していった。 山の幸、海の幸が水を巡っての争いの歴史を作らなかった。

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水は山から流れてくる。生物にとってもっとも重要なものが山から流れてくる。命の源は山にありである。 よって、山は神と崇められ山岳信仰も発展した。ちょっとした小高い台地でも森となって、名はなくても山と呼ばれ小さな祠があったりする。 そうした伝統は現代にも息づいており、神に対する意識や信仰心がなくても、山は老若男女花盛りである。 険しい山登りは男の体力が必要だが、日本の山の多くは女性や子供も受け入れる。 その四季は水に支えられた繊細な美しさを特徴とする。

 

山に入って森に反射する木洩れ日を浴び、足元に咲く野草の可憐なたたずまいに心躍らせ、登って雲海を見下ろし、山肌には絶妙なコントラストを描く植物群。 日本人はみな観賞する。観賞、即ち、眺め見るのが好きなのだ。こうした自然変化への感応力は日本人の身体生理に深く根付いている。 中国伝来の貴族の遊びであった花見や月見も庶民の年中行事にし、加えて雪見だと言っては一献傾ける習性などもそこからきたのだろう。 僕は日本でカメラ技術が発達したのとカメラ好きな理由は日本人は「みる民族」だからだと思っている。

 

沈黙を是とするのも、擬音語や擬態語がやたら多いのも、言語感覚が意味よりも風情に鋭かったのである。 人の一生を擬態語で表せてしまうほどだ。 生まれてヨチヨチ、成人にてヨシヨシ、少しくたびれてヨタヨタ、歩くのもヨロヨロしてくると、最後はもうヨレヨレとなる。 僕はこれをヨ行五段活用と呼んでいるのだが・・・ こうした例は枚挙にいとまがない。雨の降り始めから水の一滴が海に合流するまでの様でも見事に表現されてしまうのだ。 当てはめてみていただきたい。

 

日本語には同音異義語も多いが、「みる」に関してはちょっと深いものがある。これは漢字という象形文字に頼ること大だが、 見る⇒視る⇒観る⇒診る⇒看る この流れは「みる」の深度を示している。ただ眺める状態から命を看取るところまで全部「みる」である。 これでは聞くだけでは何もわからない。この適当とも思える言語感覚の裏には日本人の卓越した身体感覚が潜んでいるのを僕はみるのである。

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