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戸隠参詣顛末記 ’14 その7〜三鷹武蔵境整体〜


僕たちの生活そのものがすでに神殿舞踏であるならば、今回の「赤い骨」は生活する命が最終的に自然に溶けていくプロセス、つまり、死を暗示する。


このタイトルが亡き師の夢の啓示からきたことの意味がつながる。自然に還った骨こそ自然として生きている。その声は、雨や風と同じように僕たちの身体内の自然エレメントと共振、共鳴しているのだ。


踊りの当初、僕の足裏にまるで骨が突き刺さったかのように痛みがはしったのも頷けたのである。(はじめは足袋の中に小石が入ってしまったのかと思ったが、そんなことはなく、踊っているうちに痛みはいつのまにか霧散していたのだった)


舞台については、客席から共に戯れ踊ってくれた友に委ねるとしよう。


   戯れ唄


虱に喰われて死んじまった辻潤の小さな骨
汚れちまった悲しみかかへた中原中也のbokの骨
火之御子社にタカハシの赤い骨着〈ほねぎ〉


深いしじまのなか
川の瀬音の通奏低音 たきぎが爆ぜる 風の倍音
嬉戯する…天へとネジれのびる千本の杉


   


たまし火はからだと未分化
たまし火は息(い)ぬちと未分化
たいまつは樹霊の未亡人


白塗りの舞い手のうちでゆれる骨は何色?
境内は古代緑地 樹々の気に充ち 動く獣はつつましやかだ…vita dolce(甘美な暮らし)


みやしろのきざはしでしろいさなぎが懐胎する
骨はくだかれみじんのこなとなる
さやがはじけ骨が炎える 全山が闇いっぱいにかがやく


莞爾する…地へとネジれのびる千本の杉
はらわたはことばと未分化
はらわたは植物と未分化


たれからも値踏みされず たれをも値踏みせず 生活はつつましやかだ…vita dolce
全山が固唾をのむひととき
千本の杉 万年の地殻変動 億兆の生きとし生けるものがノドを鳴らしてのむ
ひとときの神楽 寿歌 今宵も千客万来だ !


(14:35/2014/2557年 葉月18日 翌日帰途新幹線のなかで はるはら)


              


「赤い骨」はこうして幕を閉じた。

そのあとは怒涛の片付けに入る。白粉を落とすのもほどほどに、楽人たちや観に来てくれた知人・友人・に一言のお礼と挨拶。かがり火も松明も灯篭も消え、境内は何事もなかったかのように闇に溶けていく。


いつもの打ち上げも、今年は上記の旧友の参加で盛り上がった。もちろん、戸隠参詣の恩人、菊ちゃん夫妻も駆けつけてくれた。

ビデオを観賞しながらの歓談の声も日を跨ぐうちに小さくなり、それぞれの夢の中に息を休ませ、中日が終了していった。

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