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戸隠参詣「神殿舞踏」顛末記 (2017  .8.17~8.19)   その 1


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「again」

「神殿舞踏」一座の戸隠参詣も干支で言えば昨年で一巡りした。
「あ うん」から始まり自然エレメントへの頌歌が続き、

縁者の死を潜って「種のキゲン」へと辿り着いた。

で、今年はとテーマを考えた時、浮かんできたのが「again」だった。

何故か、それには理由があった。

20年以上前になるが、僕は自分が65歳で死ぬリアルな夢をみたことがある。
それ以降、65歳以上のヴィジョンを想うことはなかった。

しかし、昨年あたりから僕は65歳では死にそうもないなと思えてきた。
時代世相を見ればそれほど面白くもなさそうなので、

個人的に逃げ切れればそれでいいかなと思っていたのだが、このところの

自分の心身を見るにつけ65歳で死ぬのは無理なことがわかってきた。

ならば、生きよう!と振り出しに戻っての「again」なのである。
この9月で64歳になる。

まあ、いわば定年退職者のギアの入れ換えと同じようなものかもしれない。

という訳で、生き直しの胎内迷路がイメージされてきたのである。

だが、そこには いつもは必ず迫ってくる詩がなかった。
親しみが言葉の向こう側へ移る。
いよいよ、生と死がピタリと重ね合わさる時間帯に突入の気配。

エキサイティング!
今年も書かせていただきます、顛末記!

 

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初日

予定より少し遅れて三鷹を出立。
僕はM君とその息子のミナト(6歳)の車の後部座席。
朝からしり取り遊びで頭を使うが、なんといっても気になるのは空模様。

気象庁から梅雨明けの宣言が出た端から雨、雨、雨・・・

で僕らの旅程日の予報も芳しくない。曇天の中、関越から上信越道に入る。

が、碓氷峠を抜けた途端に映るは青い空と山並みにかかる白い雲。
ひょっとしたら明日もセーフかもしれない、淡い期待が脳裏を霞める。

「神殿舞踏」は夜の野外でおこなわれる。
簡易な舞台設営でも雨が降るのと降らないとでは天地の差ほどにある。

だから僕らの最大の関心事は天の気配なのだ。

このところの世界各地から伝わる天災のニュースはすべからく天界の神々の目覚めか。
大地母神、火の神、水神、風神、そして雷神に太陽神。

今年も戸隠への道は恵みと災いの分水嶺を行くが如し。

昨年は土砂降りの中で舞台が作られ、本番が終わる時にいただいたのは天空にほほ笑む満月であったのだが・・・。

災いなくして恵みなしを肝に命じて戸隠に入山、中社参拝。

 

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僕はカミさんとお世話をかける地元の人への毎度の挨拶回り、他の一行は奥社に向かう。
奉納の御神酒とビールを買い、駐車場として借りるバスターミナルの営業所に缶コーヒーを1ケース持って挨拶に行く。ところが、ここで事態が激変。

今年は会社の方針により営業所の駐車場は貸せないと断られてしまったのだ。

わおー!早速のカウンターパンチが飛んできた。

今年は関係者の車の台数がいつもより多い。バスターミナルには乗用車の20台や30台は余裕で停めることのできるスペースがある。
営業所員の裁量も地元有力者の山口さんのコネも効かず、

いきなりの「again」に見舞われた。
実は最初に戸隠に乗り込んできた時に最も困ったのが先づは駐車場だったのだ。
次にはトイレ、これにも苦慮した。

トイレの話は以前の顛末記にも書いたが、駐車場がなければ何も始まらない。

もう今の日本には融通という語は消えたのか!などと、勝手なことを言いながらも、

ただただ好意に甘える身には付いて回る道の険しさである。

すぐに引き返し再び山口さんに相談すると、火之御子社の傍の徳武さん(毎度電源と脚立を借りている)宅前の道路が使えるかもしれないというアイデアが。

見れば、急な坂道だが詰めればなんとか4~5台はいけそう。

早速、徳武さん宅に赴き、お騒がせのお詫びのついでに駐車も頼んみた。
徳武さんのお婆ちゃんは快く承諾をしてくれた。

いつも本当に親切なお婆ちゃんである。

こんな時、僕は一貫して老婆に支えられ鍛えられてきたなあと思わずにはいられない。

その他にも火之御子社の傍の側道等、なんとか予定の台数くらいを確保して落ち着いた。
これも「again」である。
行き詰まった時はバイパスを見つけて突っ込んでいくと、好意が復活し親切が待ち構えているものだ。
僕はこのやり方で生きてきたなあと自らの人生を思うのだ。

常宿の「ぴあろっきー」に戻り奥社参拝組を待つ。
M君とミナトは「ちびっ子忍者村」から、後続組も鏡池や奥社を回って到着。

夕食は初のバーベキュー。
その頃から雨が降って来た。

前菜のサラダを食べてる間にデッキに架かるテントの屋根を雨は激しく叩く。
やはり雨か、明日の奉納に不安がよぎる。
そこに飛び込んできたのは大阪からきたTちゃんとその友人のIちゃん。

彼女たちからしたら早速の九頭龍さんの吉兆としての洗礼に迎えられたと

言えるだろう。

 

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とにかく大雨強風の中でのバーベキュー、ご主人の武井さんは孤軍奮闘、ずぶ濡れになりながらブルーシートでテントに囲いを作る。

皮肉なことに、囲いができた頃雨も小降りに風も止む。
一座の胃袋は肉類はあまりお呼びでないようだ。
それとも豪雨のせいか。焼かれてお皿に盛られた肉と焼かれて網の上で往生している肉と網に乗るのを待っていた肉を、お手伝いに来ていた井上さんが炊事場に運ぶ。楽し騒がしい食事が済んでから風呂に入り、久しぶりの仲間たちと団欒のひと時。

今回の一座にはいつもの兼盛家の兄妹(フクジュ7歳とスミレ2歳)の他に

M君の息子ミナトも初お目見え、フクジュとミナトはすぐに意気投合、

宿の内外を走り回っていた。
U氏も自分の子供のように成長を見守ってきた少年二人(中3と高2)を連れてきた。
中3はユウ(初)、高3はリョウ(3年連続の出席)、

この兄弟のコントラストも絶妙で、ユウの大食にリョウの余りの少食。

ドライバー不足を補うため、カミさんの甥っ子トシキも初参加。

こうして今年の一座は大家族の様相を呈して、

非日常の時空に日常を織り込んでいくのであった。

 

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