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8対2 〜 三鷹 呼吸法 ストレッチ カウンセリング 整体


昨日、個人的にちょっと驚くニュースを聞いた。日弁連の死刑制度廃止を訴える決議に対しての世論調査である。 その数字は8割の日本人が死刑制度賛成を示していた。ギョッとした。被害者やその遺族の気持ちを汲めば極刑は当然であると。だが、法が裁くにしろその法を作るのは人である。法であろうが死刑もまた殺人である。

 

死刑制度は倫理的にとても難しい問題である。多くの専門家が頭を悩ましながら、ようやく世界の百数ヶ国が撤廃に舵を切った。僕は日本もそれに倣った方がよいと言いたいわけではない。それに僕自身被害の当事者でもないので、勝手な善人ぶりと思われることは承知だ。

 

僕はこの問題の賛否は半々くらいかなと想像していた。8対2ということにビックリして今書いているのだが、そうした結果から最初に感じたことは、日本人はとても感情に肯定的な国民なのだなということである。現政府にもそういうところがあるけれど、このままいったら近い将来戦争あり得るかも、と思ってしまう。「殺られたら殺り返せ」「殺られる前に殺っちまえ」的な発想が建前のすぐ裏に潜んでいるような気がしてならない。昭和のはじめならいざ知らず、こんな国だったかしら。

 

話は飛ぶが、昨年の春「からだはうす&Satowa」のとても親しい仲間の一人が帰宅途中に暴漢に襲われ亡くなった。ご家族の絶望に比するものではないが、僕たちの悲しみも行き場を失っていた。それでも、当のご主人から加害者に対する恨みがましさは一言もなかったのである。ただ、破裂しそうな悲しみと口惜しさだけが存在の全てとしてあった。

 

そして、もう10年以上にもなるだろうか。もっとかもしれない。米国のある州の高校で銃の乱射事件があり、数名の生徒が亡くなった。犯人は逮捕されたが、被害者の家族みんなで加害者の家族を食事に招待した。被害者の家族は言った。「あなた方の悲しみと苦しみは私たちの苦しみ悲しみと同じものです」と。そこには、個人的感情を自ら必死に超えようとする魂への、或は、神への希求がある。

 

直情性は人間精神の遥かな可能性に蓋をしてしまうかもしれないのだ。

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