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戸隠参詣「神殿舞踏」顛末記 (2016 .8.17~8.19) その 5


開演も間近、雨が止む気配はない。

急遽、山口さんが大きなテントを張ってくれた。

これでお客さんが雨に濡れる心配は消えた。

山口さんの好意は僕たちにはもったいないほどではあるけれど、

きっと彼の中では普通のことなのだ。大きな人である。

 

時間外労働にもかかわらず神社の若い神職さんが駆けつけてくれ、

奉納のお祓いから幕が開く。

 

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僕が舞台に立つ頃にはここぞとばかりに雨が降り注ぐ。

エレキバイオリンの渋い音色に弾かれ、太鼓三兄弟の叱咤に乗せられ、

和也さんの遠吠えを追いかければ、わが身を超えてからだ乱れる。

さんざめく雨音に呼応するはアランのベースか。

 

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今宵の刻印を見届ける松明が絶妙のタイミングで発火する。

炎が雨と交じれば白い影となって闇と灯りの境を漂う。

やがて、6人の楽人と3舞人の競演は雨を纏い泥にまみれていく。

それは天と大地も参入したかのごとき狂宴の様である。

 

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火之御子社には眠れぬ夜を見越しての神々が寄せ集う。

人々の熱情が境内に満ちれば、神々の悪戯も興に入る。

いつしか何条もの燦めく糸となって舞台を飾っていた雨が止み、

ときおり黒雲をどけるように月が覗く。

 

そうだ、今宵は満月であった。

満月は、山口さんの娘さんと山口さんの弟子を任ずる小渕君の祝儀のために

エンディングに用意した「愛の賛歌」にいざなわれその全容を現すのであった。

急に雨足が強くなった幕開けといい、エンディングテーマに乗って登場した満月といい、

神々の悪戯は神殿舞踏をこうして演出してくれる。

 

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この場では、

何ごとも心配は無用、

起こることは起こり、

成ることは成るのであった。

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