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凹の秘密 ~ 三鷹 整体 呼吸法 デトックス ストレッチ


自然界の生物はすべからく種の保存のための生殖エネルギーがベースとなっている。食餌という行為も生き延びるためであるとするなら、個の営為努力も種としての存続を運命づけられた性(さが)としてある。

 

人間もそのループから外れているわけではない。人類という生物種も生きていく(人間らしく?)ことが可能な社会の持続を課されている。

 

しかも、人類には種の存続を運命づけられた性(さが)に天衣無縫さ(大脳の発達)が備わる。その天衣無縫さが生み出したものを広い意味で文化と呼ぶなら、あらゆる文化の基底には生殖のエネルギーがとぐろを巻いていると言っていい。

生殖には無性生殖と有性生殖がある。多くの生物が有性に移行したのは生き延びるための種の戦略である。そうして、人間には女性と男性が存在するのだが、各時代にそれぞれの場所で試行された文化の覆いを剥ぎ取ってみれば、そこには原理的に存在する女と男の性の発動がある。

 

それは身体の形態と生理機能の違いにあらわれる。まず生殖器が女性は凹で男性は凸である。内なるものと外なるもの、目に見えて動かないものと動くもの(靜と動)、ひとつ(卵子)と無数(精子)といった対照的な相違がある。ひょっとしたら、女性には月とかの周期に呼応する形で発情リズムというのもあるのだろう。

 

男性は基本的に発情期を解除された形で登場した。それは、のべつまくなし発情している(特に現代では朝の通勤電車の痴漢行為とかスカートの下を写メするとか、数えあげればきりがない)という異様なプログラムであるが 、一方で、男性に背負わされたこのプログラムとの格闘により文化はあらぬ方向に花開いていったのである。

 

女性はさらに、長い妊娠期間、出産、授乳と、実際に子を産んだかどうかは別にして、プログラムとしては生理機能に組み込まれている。私は、女性には単性生殖時代の残滓が息づいているのではないかと疑っているが、とにかく、女性には自然界と同調する生理メカニズムが顕著に見られる。しかも、外的な誘因をそれほど必要とせずとも植物の種子が成長するように、女性には独自に変化し成長するプログラムが歴然とある。

 

自然界の優位が圧倒的であった原始の時代、人間の創造とは唯一子を産むということ以外にはなかった。何万年も前の人類に性行為と妊娠がつながるという理解があったかどうか分からないが、子は他の自然界の生成物と同じように奇跡の産物であったとするなら、女性に対する畏敬のまなざしは確たるものとしてあったと思われる。

 

そして、原初の宗教形態が自然崇拝であるなら、それと同等の、或いは、それ以上のレベルで祖霊信仰もあったのではないだろうか。その祖霊とは生成(子を産む)をつかさどる母であった。

 

そこには父はまだ存在しなかった。太母(グレートマザー)と自然の同格性が原始母権社会の核にあり、それは父権社会に移行後も文化の端々に顔を出しては時代を支えてきたのである。

 

ここでことわりをいれておく必要があるだろう。それは、私の想像する原始母権社会は現在の一夫一婦性を基にした家族制度ではないということである。

 

太母(グレートマザー)を中心にしての小さな共同体では近親者との関係も充分にあったし、子の父親が誰であるかもわからないし、好き嫌いの感情とか制度に縛られない段階の生殖であった。私たちは当然のごとく思っているが、私たちが生きる現代は社会の規範にしろ、倫理的なことがらにしろ、実はとても窮屈な時代だし所(国)なのである。そうした父権制の社会にどこか嘘っぽさを感じるのも不思議なことではない。

 

太母(グレートマザー)は自然そのものでもあった。そこには、乳幼児期の母子関係のごとく、盤石の絶対性がある。そして、ひとつの内なるものの中で発芽を準備する植物の種と同じように、生成するものは静かでなければならないのだ。

 

女性の生殖器が凹であることの意味は深い。自然とは内なるものが熟成されて表れ出た形象である。また、常に何ものかを生成していくエネルギーを包含しているという意味において内なるものそれ自身である。

 

私の中では、こうした女性が占有する太母(グレートマザー)的原理がやがて日本的なる民族性や天皇観へと繋がっていくのである。

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