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2015戸隠参詣顛末記3(8/17~19)〜三鷹・整体〜


夜の闇が迫るにつれ村人たちも三々五々参道を登って境内に敷いたゴザに座る。

いよいよ弔い盆の踊りがはじまる。
祝詞の太鼓が静寂を破る。その静寂の破れ目に真っ先に吸い込まれるヒロンの笛。

こらえ切れないヒロンをタカシ家の舞人「マサキ」がなだめるように踊りながら

客席後方に導いていく。
タカシは特注の花飾りを頭に被り、社の正面階段に横たわる。

踊りは棺の中からはじまった。傍らにヒデンの弦が憂いを奏でる。
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ゼーロは大地を響かせ、ヒデンは風の気配を、

カズーは水の流れを、そしてヒロンが火の粉を飛ばす。

時にはゆるりと時には烈しく、四人の楽人は自在に意気を合わせる。
もう一人のタカシ家の舞人は「ミズチ」、社の龍神と雷神を招く。

彼女は異界の神々に捧げんばかりに自らの身体を溶かす。
「ミズチ」とは「蛟」と書いて、龍が龍となる前に

500年もの間泥沼に棲息すると云われる伝説の虹の女王である。
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ヒロンを落ち着かせたマサキは、あるべきものがあるべきものとしてそこにある、

ああ!堂々のコズミックダンス。

死者も含めあらゆるものとひとつになるとはこういうことだ。
死人のタカシはというと、冥界を旅するうちに畜生道に迷い込んだか、

いつの間にか白い犬と化していた。
三舞人と四楽人の招魂の饗宴に、招かれた村人もからだを震わせながら涙し手を打ち鳴らす。
こうして、踊る一族のルーツが蘇える宴に境内を囲む巨木古木がユサユサと揺れて応える。
一夜の異界を彩った松明と篝火が消えれば、

 死者の魂も村人たちと連れ立ってそれぞれの家路に着くのであった。
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これが、この夏の神殿舞踏の物語である。

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